昨日、神戸市にある神戸市立小磯記念美術館に行きました。
小磯記念美術館の周囲にはとても大きなマンション及びアパートが建ち並び、周囲には公園がありとても静かな立地の中に建っていました。
内部には2室の展示会場、小磯氏が使用されていたアトリエの再現、動画視聴室等がありました。
画家が使用していたアトリエを再現し、内部まで見ることができるという珍しい展示の仕方に関心しました。
小磯氏が生存していた頃、「作品をこんな空間で日々制作をしていたんだろうな」と思って想像をしていました。
展示スペースでは
展示室は広く、絵画一枚、一枚の間隔が広くゆっくり、じっくりと閲覧することができました。
現在開催中『サインのない絵画、きらめく原石たち』というテーマで展示がされていました。
サインがないという状態は
「画家自身が完成を認めていない状態ということ、、、」
普段の美術館ではすべて、サインあり(完成品)ばかりを見る中で、今回のテーマ『サインのない絵画』というのは
どこで、完成とするか、、、まだこの先を描こうと思っていたのか、何か違うイメージが浮かんで筆が止まっているのか、、等、様々な考え方ができ見ている私たちも何か考えさせられる展示でした。
入場料(200円)も非常に安く、近隣には有料(日中最大500円)ではありますが駐車場があります。
とてもアクセスしやすいところですのでご興味のある日は是非、訪れてはいかがでしょう。
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